今回の記事はSSAOに関して!
SSAO(Screen Space Ambient Occlusion )とは端的にいうと影を作り出す機能で
最近の新しいゲームによく搭載されている機能です。
もちろん人工3は古いゲームなのでこの機能は付いていません。
ではどうやって使用するか?これには二つのやり方があります
①:ENBのSSAOを使用する
②:外部ツールを使用しグラフィックボードからSSAOを掛ける
まず①について
これはグラフィックボードに左右されることはありませんが
ENBの仕様に左右されることになります。
まず人工少女3に最も相性がいいGTASA0.0074fの場合、
SSAOがENBについた直後のバージョンという事もあり
非常に相性が悪いです。
どう相性が悪いかというとSSAOを適用すると下記の画像のようになります。
流石にこれはあんまりなのでGTASA0.0074fでSSAO機能を使用するのは諦めましょう
ついでに言うとENBのSSAO機能は設定によってはやたら重くなります。
OcclusionQualityとFilterQualityは0以外にしておきましょう
次に本ブログのリンクにもあるJS3 FICTIONSの
クランキーさんが使用しているバージョンのENB TES4 oblivion 0.0075aです
このバージョンは上記の0.0074fのようにSSAOが壊れることはありませんが
SSAOの適用でTGAの透過が強く出てしまうようで髪の毛が若干透けたりします
しかしこのバージョンではDOF(被写界深度)の機能が使用できるため
利点も多いバージョンとなっています。
ただし欠点もありこのバージョンではキャラのライティングに影響が出てしまうようです。
ですが解決の手段としてMAPのライティングのlstの記述を修正する事で
通常のライティングと同じように表示させることができます。
上記の画像は急ごしらえの為、色調整など全くやってませんが
普通のライティングになっていることがわかると思います。
DOFも適用されているため髪のフチがボケていますがこのボケもini設定で変更できます
ですが今回はSSAOの記事の為、詳細は割愛させていただきます。
ライティングの修正はjs00_00_00.lstの下記部分の記述で
a10_01.xlになっている部分をすべて0に変更します。
これによりキャラ別のxlを無効化しENB TES4 oblivion 0.0075aの
ライティングへの影響を消し去ります
ENBの調整によるSSAOの適用の方法は以上になります。
SSAO!その2 外部ツール編に続く